福岡でホームページ作成される人などからのご質問で、
「SEOテンプレートってSEO対策としての効果があるものなのでしょうか？」 というものをいただくことがございますので、SEOテンプレートというものに関して書いておきますね。
ホームページのテンプレートというものは、ある程度デザインがすでに作成されており、コンテンツである中身が入っていないものを指します。
よくビジネスなどの世界でも、ひな形と呼ばれるビジネス文書などがあると思いますが、テンプレートというものを利用する最大の利点は、「作業時間の短縮」にあります。
１からデザインをするようなケースというものは現代ではほとんど減ってしまい、ある程度似たようなデザインになってしまうので、テンプレートを使用し、そこにコンテンツを入れていき、検索エンジンが吸収していく過程で、デザインを更に変更するという使い方が一般的になります。
どうして先にコンテンツを入れて先に検索エンジンに吸収させるのかといえば、検索エンジンってどうしても時間が経ってから検索エンジン順位に反映しますので、先にコンテンツを入れてしまい、後でデザインである、色であったり、若干変更したりするわけです。
一般の人が購入できるホームページのテンプレートは、XHTML+CSSデザインという組み合わせがほとんどではないでしょうか。
XHTMLという少しＨＴＭＬとは違うプログラム言語に、ＣＳＳというものでデザインの統一感を出す感じで、これを更に上質な仕上げを施したものに、W3C準拠というものがあります。
よくあるご質問の中に、
「SEOテンプレートというものが数多く販売されているみたいですが、結局値段の高いものが１番SEO対策としての効果が高いと考えてよいのですか？」
というものがございます。
個人的な意見となりますが、
SEOテンプレートという呼び方そのものは正式名称ではなくて、一般の人がイメージしやすいようなネーミングであり、そもそも正式な名称XHTML+CSSデザインの組み合わせであれば、SEO対策としての効果はほとんどどれをとってもそう大差がないと感じます。
ただ、無料で配布されているものであったり、安い価格のものというものは、どちらかといえばCSSデザインの方がチャチな感じがあり、ある程度の専門知識がないと購入したものにデザインを追加できないという問題がし発生します。
ここをクリアできれば、無料のものをご利用されても問題はないのかもしれません。
１万円で売っているテンプレートと、３万円で売っているテンプレートでは、性能の差というよりも、中に入っているデザインが豊富であったり、特定商取引法などの表示用のデザインが最初からできていたりするような、時間の短縮につながるものが多くなる傾向にあります。
時々ホームページ作成会社などのセールストークに、「テンプレート使用する会社は邪道ですので、弊社では行っていません～」と言われたりするみたいですが、
そもそもテンプレートを使用しても、SEO対策的には、コンテンツが作れないレベルであれば検索エンジンに手上位表示される確率はほとんどありません。
また、「デザインそのものが綺麗であっても、ほとんど検索エンジン順位には影響しません」という事実を考えるべきです。
過去に検索エンジンで上位表示されたHPなどを複数作成できたようなレベルの人で、コンテンツ作りに自信のある人であれば、１万円よりも３万円、３万円よりも５万円と、より高価なテンプレートを使う傾向にあるのは、値段の高いテンプレートの方が結局は作業時間の短縮になるように作ってあるからですよ。
デザインそのものができないからテンプレートを使用するんだ！
そう思い込んでいらっしゃる人がたまにいらっしゃるのですが、テンプレートはコンテンツを入れなければ何の意味も持たない道具に過ぎず、また作成する過程で多少カスタマイズするわけですので、ある程度CSSの知識がないとここもクリアできないと考えられます。
ホームページ作成会社でやたらデザインがオリジナルだとか、なにかそういった傾向にあるような場合、多くはSEOに自信がないので、視点をそちらにそらしたいという考えではないでしょうか。
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