「HPを作って運営していますが、SEO対策で問題を抱えていますが、修正可能でしょうか?」というご質問も多くいただきますが、上方修正そのものが難しいケースもございますので、書いておきますね!
会社やお店のHPをどこかの専門のウェブデザイナーに作成してもらい、運営から数年などを経過しているのに、検索エンジンからサイトへの訪問者が訪れない集客に失敗されたケースなどの場合、外部リンク数が異常に多いような場合、「新しく独自ドメインを取得し、そちらにホームページを移動させ、外部リンクを張るほうが手っとり早い」というケースがございます。
昔、「ホームページなどは、リンクの数が決め手であり、外部リンク数が少ないとアクセスアップできない」ということがよくいわれておりました。
その結果、外部リンク業者などへお金を支払い、「とにかくSEO対策してくれ~」という人達が増えてしまい、検索エンジンの上位表示がそのようなHPで独占されるという時代がありました。
その後検索エンジンのアルゴリズム変動などにより、そういった外部リンク数が異常に多いサイトなどを中心に検索エンジンから除外されていくケースが増え、困った人達が増えているのもまた事実ではないかと感じます。
私どもは、他社が作成したHPで、そうですね~10年くらい営業している法人でネット通販系で、全国キーワードという競争の激しい世界になるHPの管理も有償サービスで請け負っていたりします。あまりどんな企業のHPがどうとは書きたくありませんので割愛しますが、
「全国キーワードで検索エンジンに上位表示もそこそこにされていて、最近どうも上に上がらなくなったので、頼みたい」という感じの依頼を受けて管理しているとだけ言っておきます。
外部のリンク総数などが1万とかあるサイトは珍しくないのですが、逆にこのように被リンク数の多いHPなどは、上質な外部リンクを張っても、一時的には検索エンジン順位が数ページアップするが、すぐにまた元の順位まで巻き戻されてしまう! という事例が発生しています。
私どもは、合理主義の経営をアドバイスする経営コンサルタントが母体になりますので、「独自ドメインを新しく取得し直し、出直す方が結果良くなるのではないでしょうか」とアドバイスさせていただきました。
江戸時代より大阪堂島の米会所で伝わる諺に、
「働き1両 ・ 考え10両 ・ 見切り千両 ・ 無欲万両」というものがございます。
何も考えずに上司の言う通りに働くよりも、考えながら働くほうが収入が多いという意味だったりしますが、見切りということも大切だと教えてあります。
小さな個人商店などは法人格などになっていても、「リンク数が多いと聞いたので」という理由で、ひたすら空いた時間などに掲示板などへ自社のHPの宣伝を書きこんだり、あるいはよくわからないが激安だという理由だけで有償サービスで外部リンク業者を頼り、「とにかくリンクを頼むと一時的にアクセスが増えた」などの理由で、結構リンク数だけを張ってしまっている失敗例があとを絶ちません!
私どもへSEO対策を依頼されるクライアントへ「独自ドメインを取得し直しませんか?」というアドバイスすることもございますが、強要はしておりません!
SEO対策のプロでも、上方修正できないと感じるケースもあるということをご理解ください。
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